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診察→手術→妊娠→流れた3ヶ月弱

約3ヶ月前の7/10、いつもとまったく違う状況に驚いて近くの婦人科に行った。
初診アンケートを書き込んでいるときに、不妊治療についての項目もあった。
6年前に不妊治療目的で数回婦人科に行っていたので、なんとなくそこも記入した。
それをきっかけに、本来の目的とは違っていたが、体外受精をすることとなった。
どうして体外受精にいたったか…なぜか覚えていないんだけど、体外受精が決まった。

初診料・検査代:4400円
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次に病院に行ったのは、7/14。検査と体外受精の説明を受けた。
説明のときに、喘息があるかどうかを聞かれ、喘息持ちだと言ったら、体外受精は
できないと言われた。正確には、この小さな病院ではできないと言った。
体外受精の際に使う麻酔が良くないらしく、喘息に対応できる大きな病院じゃないと
できないと言われ、近くの大学病院の紹介状を渡された。

検査代・紹介状代:10500円
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紹介された大学病院に行ったのは、7/16。月経8日目。
体外受精の説明を改めて受けてここでも検査。
39歳という年齢だと体外受精の成功率は10%~15%だと言われた。
着床して妊娠したとしても流産率が25%だとも言われた。
それでもやりますか?と聞かれた。私はそんなに乗り気ではなかった。
でも初めて体外受精の話があった病院では夫婦揃って話を聞いていて、子供が欲しい
ことについては、うちは私より夫だったので、ここでの医者の問いかけにはやると答えた。

診察・検査代:4620円
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次に病院に行ったのは7/23。月経15日目。
前回病院に行って説明を受けた際、会社にこれからやろうとすることを話した。
出勤が一定せず、早退や欠勤だらけになることについて相談した。
会社は事情を汲んで、私の業務がほかとも連携がほとんどない特徴もあることから
その状態でもいいという許しをくれた。後ろめたい気持ちがしているけれど。
この日は排卵していることを想定しての診察と検査だった。

診察・検査代:2090円
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次の診察は、8/6。月経3日目。
生理中の2日目から5日目の間に来てとのことだった。7/23の検査結果を
提示された。ホルモン分泌量の数値だった。よくわからないけれど、ぎりぎり
合格点をもらった。ただ、まだ排卵していなかった可能性があるのでこの
数値だから…と言われ、念のためまた次回同じ検査をすると言う。
結局会社は退職することにしていて、有給消化中。

診察・検査代:8590円
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次は8/17。月経14日目。
スプレキュアという点鼻薬を出された。排卵をコントロールする薬。
朝と午後と夜の1日3回、鼻にスプレーする。これを採卵手術前まで続けるとのこと。
開始は7日後の朝から。基礎体温が下がっているようなら点鼻せずに診察に行くが
下がってなかったら、点鼻すると。

診察代:410円、薬代:6800円
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8/24。月経21日目。
診察なしの採血検査のみ。1か月前の検査の再検査。
数字が低くて心配だといっていた医者からの指示。

検査代:1450円
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8/31。月経2日目の診察。
3日目か4日目が良かったのだけど、スケジュール合わず。
2日後から毎日hMG注射を開始することに決定する。
卵巣を刺激して卵胞を大きく育てさせるための注射。
結果的に12日連続の注射となった。

診察代:210円、注射代:210円×12日=2520円
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9/6。月経8日目、スプレキュア14日目、hMG5日目。
スプレキュアの効果確認のための検査。

診察・検査代:1360円
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9/10。月経12日目。スプレキュア18日目、hMG9日目。
採卵手術前検査。胸のX線、心電図、採尿、採血と診察。

診察・検査代:32310円
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9/11。月経13日目。スプレキュア19日目、hMG10日目。
採卵手術前最後の診察。卵胞7つ確認される。
腹部膨満感がかなり強く、少々不安あり。ホルモン分泌再検査。

診察・検査代:3900円
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9/13。月経15日目。スプレキュア21日目、hMG12日目。
診察・検査はなく、昼にhMG注射をし、23時に最後のhMG注射のため通院。
日々のスプレキュア点鼻も同日終了。

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9/16。月経18日目。採卵手術日。
午前9時に入院手続き。前日の20時から絶食に入っていたので空腹だった。
9時半にベッドで着替え、10時に徒歩で採卵室に入る。
膀胱に尿管を通すと言われるも、特に感覚や違和感なく。右腕から採血され
左腕に点滴が入れられる。点滴は麻酔薬のよう。
喘息があることを再確認され、麻酔医が、急遽麻酔薬を変更する事態になった。

次の記憶はストレッチャーに乗せられて移動している記憶。
夫の声が聞こえた気がするがあまり覚えていない。あまりに気持ちが悪く
吐きそうになって苦しいのに起き上がる力がないことを覚えている。

次にナースに声をかけられ、時間を聞いたら採卵から3時間過ぎたといわれた。
採卵手術自体は30分かからないはずなので、2時半から3時くらいだっただろう。
最初の説明では、術後3時間くらいで麻酔が切れて帰宅できると聞いていた。
が、とてもじゃないが、眠いのと気持ち悪くて吐きたいのとでよくわからない。
起き上がれなかったことを覚えている。


ナースがまた声をかけてくれたのがたぶん午後5時過ぎほど。
もうすぐダンナさんが来てくれるそうですよ…起きれますか?と言われた。
頭をもたげただけで、激しいめまいと吐き気でベッドに倒れてしまった。
どうしても起き上がれない。
少しして医者が様子を見に来た。卵、4つ採れたと言っていた。
卵巣を針で刺しての採卵だが、針で刺すたびに痛がって動いてしまうので
なかなか麻酔が効かなかったらしい。動かなくなるほどに麻酔をしたら、
麻酔が切れなくなってしまったといわれた。


午後7時くらいに夫が来た。採卵手術後にやはり何度か声をかけてくれていたらしい。
声をかけるたびに朦朧としながら目を開けてはまた寝たと言っていた。
どうしても一緒に帰宅したかったが、8時になっても起き上がれず吐いたため
1泊することになった。

採卵手術預かり金:400000円
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9/17。朝6時前に隣のベッドの女性が起きて歯を磨いていたので声をかけた。
入院したときに挨拶していたので、名前を覚えていた。
「あなたずいぶんうなされていたけれど大丈夫?すぐ帰るって言っていたのに
戻ってきたら、苦しそうだし、ずっとうなっているし、心配して何度もナースに声かけたわ」
と言われた。たぶんだいぶ迷惑をかけたのだろう。

点滴と尿管が繋がれていたので、まだ動こうとは思わなかったし
頭を上げてみようとも思わなかった。前日の強烈なめまいと吐き気が
はっきり記憶されていたので1人で起き上がるのが怖かった。

8時くらいにナースが検温に来た。その時に起き上がってみたら
なんとか起き上がれた。1泊予定ではなかったので、食事は出ないとのこと。
1泊の料金がかかるが、麻酔のせいでの1泊となったので、安くしてもらえるよう
会計に頼むと医者が来て話してくれた。
10時過ぎに、近所の友達に話して車で迎えに来てもらった。
空腹なのに、腹部膨満感がひどく、おまけに歩くとおなかにずんずん響く。
まるで食べ放題に行って、5人分くらいを一気に1人で食べたような感覚。

差額ベッド代請求:12600円(半額にしてくれた)
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9/18。採卵手術2日後。
受精卵の胚移植術。10時に入院手続き。
移植術30分前からトイレに行かないでと言われた。でも家から
トイレに行ってないので、2時間くらいトイレに行ってないことになる。
11時に胚移植術のため処置室に移動。
採卵は右の卵巣から4つ、左の卵巣は位置が微妙で子宮を傷つけるため
採らなかったといわれた。4つのうち受精卵として成立したのが3つ。
そのうちの1つを戻すといわれた。
採卵とは違い、麻酔もなくたぶん10分かからないくらいで終了している。
はい、終わったよと言われたとき、何した?と思ったほど何もなかったから。
ルテウム剤(黄体ホルモン)注射される。妊娠判定日までの毎日、こんどは
ルテウムを注射するために通院するよう言われた。

胚移植後2時間動かず、うつ伏せの姿勢でじっとしているよう指示があり。
腹部膨満感がおさまっていない状態での2時間うつ伏せは相当厳しかった。
2時間後、職場から迎えに来てくれた夫とともにタクシーで帰宅。

胚移植術預かり金:100000円
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9/19 ルテウム注射のため、病院に行くが、あまりの腹部膨満感と息苦しさ、吐き気が
あることを伝えると、注射をせず採血検査をすることに。
軽いOHSS(卵巣過剰刺激症候群)にかかっているといわれ、ルテウムを打たずに帰宅。

9/20も同様。日月と連休だったため、病棟の当直医の判断であり、火曜日に担当医の
診断を受けることとし、20日もルテウム注射無しで帰宅。

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9/21。採血検査し診察。
軽いOHSSの診断は当直医と同じ。OHSSは、妊娠すると悪化し、妊娠に至らないと
自然と治るという。妊娠した場合は、お腹に水もたまっているため、入院して処置しないと
いけないと言われた。卵巣もかなり腫れているという。どうりで歩きづらい。
ルテウムに代わる黄体ホルモンの注射を3日ごとに打つことにする。
プロゲステロンだと言われた。

診察・検査代:850円
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9/24。採血検査、診察。プロゲステロン注射。
まだ卵巣は腫れている。OHSSは良くなっている傾向が見られる。
自覚症状の腹部膨満感や、吐き気も薄れている。歩き方も普通になってきた。

診察・検査代:2210円
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9/27。採血検査、診察、プロゲステロン注射。
OHSS症状は薄れている。特に何も言われなかったけれど、
妊娠しなければ治るという医者の言葉を覚えているため、妊娠していない気がするが
プロゲステロンは注射した。次回、妊娠判定日。

診察・検査代:6600円
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9/30。妊娠判定日。採血。
朝、採血をし、午後に採血結果を聞きに行くというスケジュール。
結果は、27日の採血検査では確かに着床していたという。
一度は妊娠している。が、この日の採血ではもう流れてしまったといわれた。
卵の力が弱いと指摘された。それは何度か言われていたのだが、
着床したにもかかわらず、卵の力が弱くて落ちた、流れたと言われ、がっかりした。
でも、着床できる、妊娠力のある子宮だということがわかったので、残っている2つの
受精卵は、凍結してあるのでまたしばらくしてから胚移植しようか…となった。

診察・検査代:6510円
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夜おそくに帰ってきた夫にこのことを伝えたら、それほど大きく落胆している
つもりもなく、なんとなく予想できていたことだったのにぼろぼろ泣けてきた。
一度は着床したという事実がなかったら、こんなに泣けなかったと思う。

プロゲステロンをやめたからか、今日は一気に基礎体温が落ちた。
息苦しさも、胸の痛みもほとんど無くなっているので、OHSSも治癒しているんだろう。

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今日もスーパーで赤ちゃんの遺体が2体発見されたニュースをやっていた。
赤ちゃんが捨てられていたり、子供が親に虐待されて死んでしまったりするニュース
ばっかりなのはなんでなんだろ。

神様は、準備ができている親に子供をくれるわけではない。
私は自分が準備ができてないからもえらないんだと言い聞かせてきてたけどそれは違う。
子供を殺したり捨てたりする親は、なんで子供を授かれるんだろう。
なんの違いだろう。
お金をかけて、時間をかけて、そのために仕事まで辞めて、収入なくなって
自分の体にだけ気をつけた3ヶ月。それでもだめだったのに。
欲しくもないのにあっさり子供ができる人がたくさんいるのはなぜだろう。

当たり前のように妊娠している人ってなんなんだろう。どんだけなんだろう。
卵巣も子宮もなんの病気もなくて、夫も元気で度重なる検査をちゃんとクリアして
手術してるのに、なんでだめなんだろう。

結婚して9年目。もういい加減そんなに子供に執着しておらず、特にいいやって
思っていたのにも関わらず、仕事辞めて手術して…。
なんでそれでもだめなんだろ。
ずっとずっと考える。答えは永久に出ない。いつかあと2つ残っている受精卵の
胚移植術をやるんだろう。またお金かけて、時間使って。

みんながみんなお金使って時間犠牲にしてじゃないと子供ができないようになれば
誰も子供を捨てたり殺したりはしない。きっとしない。大事に育てるんだろう。


再就職活動をしないといけないけれど。
力が出ない。力出して、早く就職活動して仕事しないといけないのに。

体外受精にかかった診察、投薬、手術などの全金額:607930円。
これだけあったら他に有効活用できたのに…と思うと悔しい。
凍結受精卵の保存料は、1ヶ月5000円。
まだまだかかる。やっぱり早く就職しなきゃなのに。
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by suraimuyasroom | 2010-10-01 18:25 | 結婚・主婦業・妊娠・育児